(旅を振り返り日記を綴ります)
桂林といえば水墨画の世界。
しかし、街の中は期待に反して大都市です。
街並みはあまり日本と変わらぬ都市ですが、わき道に入ると日本では見られない光景に出会いました。
檻いっぱいの犬。桂林出身の友人から聞いていましたが、桂林では食用として犬を食べるとのこと。犬たちは身動きできない状態に追いやられ不安な鳴き声をあげていました。中には横倒れのまま下痢をしていた犬もいて、激しい精神的な苦痛を感じていることが痛々しいほどに伝わってきました。
Sustainability:ここだけを切り取るとペット好きとしては眉をひそめてしまいがちですが、和歌山県太地町のイルカ漁と同じく地域独自の文化や産業と大きくかかわっているわけで、犬肉に対して非難のみをしたくありません。むしろ、ここから感じたことは、スーパーで売られている肉も、種類やプロセスは違うにせよ、この犬のように命を捧げる過程を経ているのだなということを実感したことでしょう。
Nobu
2010年12月28日火曜日
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