2012年2月6日月曜日

DAY49 (2010/5/13 ネパール→インド):ベルヒヤ(通称スノウリ)国境

(旅を振り返り日記を綴ります)

国境ベルヒヤ(通称スノウリ)まで連れていってくれるのは、こちらの乗り合いバス。なかなか快適そうに見えるエアコンなし新車の乗り合いバス(左)。1時間ほど他の乗客を待ち、満席となったところでいざ出発(右)。
 

カトマンズから離れ、山を乗り越えていく。トラックが並ぶ。
 

緑が多くていい眺めに見える(左)。斜面は洗濯干し場(右)。
 

確かに、景色はなかなかいいんですが、車内は過去に体験したことのない熱風の嵐。窓を開ければ熱風が更にひどくなるため窓を閉める、しかし、気温は45度近くあり・・・ただただ早く到着することを待つのみ。

手がぶれたような写真ですが陽炎か(左)。乗客は国境の手前で降りたので、疲れを軽減させられるよう座席に横たわる。暑い(右)。多少暑さが伝わったでしょうか。この日差しなら、ソーラーパネルの発電いけるのでは。
 


約8時間後、ついにボーダー、国境だ!安全に国境まで運転してもらえて感謝。


ネパール・インド人は自由に行き来できるだけに、緊張感が少ない国境越え。

こちらはインド側のイミグレ、通り過ぎてしまいそう。インド側には換金する所がないため、イミグレ後に、ネパール側までテクテク歩いて、換金しに行くという自由度。


ネパール側(左)。インド側(右)。早速インド側で気になったのはゴミ。ネパールよりもひどくない?
 

イミグレの後、1時間後に出発するバスにうまく乗り込み、夜行バスでバラナシまで。車内はガラ空きのため、横たわれる。経営大丈夫かな。
 



バスに駆け寄ってくる商人から、おやつにキュウリを買う。途中の休憩所。
 

深夜3時頃にバラナシのバス停へ到着。オートリキシャーにて、以前利用したことのある宿「GANGA FUJI」へ向かう。道端の机の上にゴロリとそのまま寝てる人を数人みかけた。これが彼らの日常なのか。


オートリキシャーは宿の前まで行くことはできない。バラナシの中心部の道は細い、道幅は2メートル程度でしょうか。にもかかわらず、野良牛、野良犬がいる。深夜に歩くことは躊躇されるけれど、路上で明け方まで待つ方が不安なので、おそるおそる静かに宿へ向かう。寝ている牛、犬、人、糞に気を付けながら、無事に宿へ到着。深夜で予約なしにもかかわらず部屋を案内してもらった。感謝。

2012年1月16日月曜日

DAY46-48 (2010/5/10-12 ネパール):カトマンズ

(旅を振り返り日記を綴ります)

ネパール滞在は、インドのトランジットビザ取得が主な目的のため、カトマンズをブラブラ散策して感じた点 ①電力不足 ②環境問題 ③ハイキング風 ④ネパールのエコグッズ ⑤食事 ⑥カトマンズ諸々 について書き留めます。

①電力不足
水力発電に頼るネパールでは、乾季の今は計画停電によって、日中はほぼ電気が使用できない。今まで旅した国の中でも、日中に全く利用できない場所ははじめてかな。電化製品の中でも、インターネットでの情報収集ができないところが不便。

電力は主に水力発電によるもの。ただし、ネパールにおいて水力発電できる発電量に対して、現段階では10%に満たない量しか供給できておらず、電力にアクセスできる人は全人口の40%だという(IPPANより)。日本のODAで2009年(平成21年度)には太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画を行っているようです。

洗濯機がなかったため(あったとしても電力不足で日中は使えない)、足踏み洗濯。服の汚れはひどい・・・。
 


街を歩けば、環境問題が至るところで目につく。市内はこのとおり、視界が悪い。土埃と排気ガスによるもの?大衆食堂で話した現在ベルギー在住のネパール人は「妻に故郷カトマンズを見せるため、十数年ぶりにやってきたが、環境の悪化を非常に残念だ。もっと美しかった」と漏らしていました。


川はゴミ捨て場となり、異臭もきつい。



③カトマンズ探索
ヒマラヤのトレッキングには時間がとれなかったけど、カトマンズ近郊のハイキングできる場所があれば、ということで、地図をみて緑がある区域にやってました。地図が読みづらく、地元の人の真似をして壁をまたいでみた。


なかなか気持ちがいい道でした。


しかし、途中で軍服を着た人がいる場所があり、そこで止められました。少し引き返して壁をよじ登って出ましたが、果たして私たちが歩いた道はトレッキングルートであったのか不明。カトマンズ側に戻った風景(左)。中心から外れたこの辺には、新築や建設中の家がちらほら。(右)
 


④ネパールのエコグッズ
滞在する欧米人(ヒッピーなど)は多いようで、エコグッズなどもいろいろと出ているようです。

「多目的ナチュラル・ソープ・ナッツ・クリーナー」は、ネパールの野生の木の一つのナッツ・ソープ(sapindus mukorrossi)を砕いたもので、シャンプー、食器洗い、洗濯、窓掃除など昔から様々な用途で使われているという。ナッツソープは欧米では重層クリーニングに並んでエコクリーナーとして利用されているよう。日本でもソープナッツを愛用している方は既にいるみたいですね。

多目的ナチュラル・ソープ・ナッツ・クリーナー(左)。ネパール製ではなく、インド製のものも多いですが、「biotique」の日焼け止めや、歯磨き粉「herbodent」など自然な原料の商品が安く手に入るので、買い物が楽しい(右)。
 


⑤食事
ネパールの食文化は、インド料理系、中華系、ネパール系に分けられる。
インド料理に近いものは、インドのものよりもマイルド。

大衆食堂にて(左)。ネパールのダンスも鑑賞できるレストランにてコースのメイン料理(前菜、コーヒー、デザート付きで750ルピー)(右)。
 

物価は、チャイなど飲み物が10ルピー以下(約10円)、炒麺も100ルピーしない。
 

ポン菓子も主食?不思議な組み合わせ(左)。外国料理もネパール風だとこうなる(「Thukpa」と呼ばれる)麺料理(右)。
 

大衆カフェの朝食メニューには、ネパール料理の他に、サンドイッチ、ハンバーガー(40ルピー)、ソーセージ、炒麺、モモ(餃子)、オムレツなど外国料理が並んでいる。アルコールもあり、ラム、ウィスキー、ブランデーなどもあり、インドよりも外国文化が入っていると思う。

 


⑥カトマンズ諸々
カトマンズ概観


ブルーシートで覆われたマーケット(左)。途上国で見かける配線(右)。
 


毛沢東派のマオイストによるストライキがつい先日まであった。インド大使館に行くには、このストライキの拠点となった場所の近くを通ることになるため、不安になってユースホステルのオーナーに聞いたところ、今日は大丈夫とのこと。かなり気を張りつめて出掛けたところ、現場付近は軍隊が構えていたものの、普通の人々も行きかいがあり、何事もなく無事でした。


ネパールの人口のおよそ10%が仏教徒。ダライ・ラマの写真が飾られている。
 

タンカショップもある。仏寺。
 

リキシャは、バングラデシュの首都ダッカに比べればずっと少ない。プレートの横にチェ・ゲバラが、インドやバングラデシュではみたことがない。



ネパールの人は肌の色は濃いですが、結構東アジア人のような顔立ちの人もいます。バスのお兄ちゃん、ジャニーズに入れそう。


騎馬隊。
なぜネパールで騎馬隊なのか。ネパールらしさもないのであまりしっくりはきません。しかし、品があるし、排気ガスも出さないし、いいかと。イギリスでは、儀式のためだけでなくデモの際に騎馬隊が出動し、迫力がありました。日本でも欧米に習い、騎馬隊が明治時代より発足しています(警視庁騎馬隊)。各国で取り入れる場合、制服などに自国の伝統をもう少し組み入れたら断然格好いい。明治時代には、角袖という和装のコートがあったそうですが、実用的な和装の制服はできないものなのか。


BOP市場向け小分け販売はネパールでも。


■ネパールの基本情報■
面積:14.7平方キロメートル(北海道の約1.8倍)
人口:2804万人(2010年、政府中央統計局推計)
宗教:ヒンドゥー教徒(80.62%)、仏教徒(10.74%)
1ルピー(Rs.)=約¥0.95(2011年12月)
識字率:53.7%(2001年、国勢調査)
政体:連邦民主共和制
主要産業:農業、カーペット、既製服、観光
名目GDP:約158.66億ドル(2010年、財務省)
一人当たりのGDP:約562ドル(2010年、財務省)
GDP実質成長率:3.5%(2010年、アジア開発銀行)
物価上昇率:10.5%(2009/2010年度、中央銀行)
主要貿易品目:(1)輸出 工業製品、既製服、カーペット、食品(紅茶、香辛料等)
主要貿易品目:(2)輸入 石油製品、糸、化学肥料、輸送用機械等
主要貿易相手国(1)輸出 インド、米、バングラデシュ、独、中国
主要貿易相手国(2)輸入 インド、中国、アラブ首長国連邦、インドネシア、シンガポール(2009/2010年度、商工供給省)
主要援助国(2009年):(1)英 (2)米 (3)独 (4)西 (5)ノルウェー (日本は第6位)
在留邦人数:743人(2010年、海外在留邦人数統計)
(情報源:外務省

日本の統計についてはこちらのページが参考に。