(旅を振り返り日記を綴ります)
今回インド訪問の重要な目的は、釈迦(仏陀)が悟りを開いた地、ブッダガヤ(ボードガヤと呼ばれる)を訪れること。
ブッダガヤは仏教の八大聖地の一つでもある。釈迦が悟りを開いたときに座っていた場所には、後に寺院が設立され、大菩提寺(マハーボディ寺院、Mahabodhi Mahavihara)となっている。ここは今や世界遺産に登録されていますが、仏教の聖地として釈迦の入滅後ずっと管理されてきたわけではなく、ヒンドゥー教の配下にあるなどして、荒れていた時期がありました。
こちらが釈迦が悟りを開いた場所。この菩提樹の下です。この木は釈迦の頃から育っているものではなく、初代の菩提樹からの挿し木によって育てられていたものから移植されたそうです。
写真左の真ん中にあるのが大塔と呼ばれるもので、下の写真の釈迦の仏像があります。写真右は巡礼に来られた僧侶はタイあたりからでしょうか。
輝く釈迦の仏像。なるほどこれがインドの仏像か。色づかいがインドらしいが、表情は大きくは変わらない。
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ここからは時間を遡り、バラナシからブッダガヤまでの道のりを記録します。
前日夜明け前に深夜に到着したGANGA FUJIを早朝に発つ。ここは前回のインド旅行でお世話になったな(左)。駅に到着すると、駅前の路上で何人もの人が寝ている。深夜、バスの中から、路上に出ている机の上で寝ている人をみたが、ここまで多くの人が路上を寝床にしていることに驚く(右)。
早朝の列車だが既に多くの乗客が集まってきている(左)。この列車でブッダガヤへ向かう(右)。
ここが私たちの座席。車窓からの眺めをみれば、気温43度というのも納得。乾季の様子が伝わる。
昼頃、ガヤへ到着。
まずは、次の移動方法の列車(ガヤ→デリー)を手配しようと窓口へ。現地の人に順番を抜かされ、挙句の果てに希望日の列車チケットは購入できず、気分はどんより。しかし、その後インターネットでガヤ→デリー間を無事に予約することができた。ただし、予約可能な座席はファーストクラスのみ。旅の予算は限られているため、移動費5,856ルピー(≒12,000円)の出費は結構大きいな。とはいえ、一安心。
さて、いよいよブッダガヤへ向かう。
庶民の足であるリキシャと乗り合いオートリキシャーを利用することに。
オートリキシャーの車内は混みあう(左)。ボードガヤまでの道のりでは茅葺の家も見られる(右)。
ボードガヤまでの道のり、何もない土地(左)、舗装された道路がなければ釈迦が見てきた風景とそう変わらないのではないかと思う。ボードガヤへ到着(右)。
釈迦が悟りを開いたときに座っていた場所へ、後に設立された大菩提寺へ(大菩提寺については上述)。
大菩提寺の後は、大菩提寺の周りに点在する各国の仏教寺院を見に行く。
ふむふむ、中国寺(左)に、バングラデシュ寺(右)。
そして、ブータンの寺(左)、タイ寺(右)と個性溢れる。
そして、日本寺。落ち着きます。時間があれば、座禅に参加したいところ。
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