2010年6月1日火曜日

DAY13-15 (2010/4/7-9 福建省永定県):客家円楼巡り②

二日目はあいにくの雨の中、一日中土楼巡り。
福建省のこの地域には世界遺産として保存されているものから普通の民家まで大小様々な土楼が散在している。

←は見どころの一つ田螺坑土楼群。棚田の広がる美しい山中に突如現れる。
山の上から一瞬霧が晴れた瞬間に見えた円楼・方楼群の眺めは圧巻。
←は承啓楼
山の上からの眺め。
1700年代に建築されたこの大きな円楼の内部は非常にきれいな形で残っている。
この円楼は現在でも200人以上の家族が住んでおり、生活の様子がうかがえる。全盛期には500人ほどの一族が収入も共有して共同生活していたらしいが、現在では各世帯で家計は独立しているそうだ。
4階建の1階部分は炊事・食堂、2階は倉庫、3・4階が寝室となっている。
3・4階には水道がなく、トイレ(小)は各部屋に置いてある壺で用を足したそうだが、現在は←のバケツ・・・。
この日はウルルン滞在記の舞台にもなったこの承啓楼の民家の一室に泊めていただくことができ、念願の円楼への宿泊を実現!←の家庭料理もご馳走になり、大満足の一日となった。

Jiro

1 件のコメント:

  1. Jiro 様

    はじめまして。
    私は千葉工業大学大学院 工学研究科で建築都市環境学を専攻しております田澤 光祥(たざわ みつよし)と申します。

    この度は Jiro 様の夫婦でぐるっとユーラシア2010 ブログ内の「山の上から一瞬霧が晴れた瞬間に見えた円楼・方楼群の眺め」
    の写真を使用させて頂きたく、ご連絡させて頂きました。

    私ども千葉工業大学大学院のメンバーは、3年ほど前よりブータン王国で学術研究の目的で調査を行っております。ブータン建設省も交えた話し合いで、毎年の成果として調査結果を製本・出版しており、現在は「ブータン伝統住居 」Vo.1、Vo.2 が刊行しております。

    この度は今後出版を予定しているVo.3の、「世界各国のコミュニティ住居」に関する項目で、中国の福建土楼を取り上げており、事例としてJiro様の写真を是非お借りしたいと思い、ご連絡させて頂きました。

    もし使用を許可してくださる場合でも、学術目的以外には一切使用致しません。
    そのため、何卒ご了承頂けますようお願い申し上げます。

    ご連絡お待ちしております。

    千葉工業大学大学院 工学研究科
    建築都市環境学専攻

    修士2年 田澤 光祥

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