2010年5月1日土曜日

DAY10 (2010/4/4 上海③):上海散策と、意外に楽しい上海科学技術館

3日目にしてようやく上海を散策。

上海の印象は・・・とにかく都会というくらいしかありませんね。上海万博もまさに今日開幕するようで、今後(既に?)東京を抜いて東アジアの経済・文化の中心都市になっていくのでしょう。



上海中心部にある高さアジアNo.1(467.9m)の東方明珠電視塔と周りのビル。趣味はお世辞にもいいとはいえないが、日本もこのご時世に負けずに新しいのを立てちゃうみたいで、時代に逆行しているような・・・。蓮舫議員ではないですが、世界一である必要ありますか?なんて。

外灘(わいたん)。ここは租界時代の上海の中心地で古い西洋建築が残っている。 この日は休日だったせいか、中心部はどこにいっても人の波でげんなり。。。7月に日本に帰る前に再度上海万博を見に来ようかと思っていたけど、この状態では人ごみだけ見て終わりそうなのでやめようかな。
ということで中心地を離れて、海外からの観光スポットとしてはややマイナーな上海科学技術館へ。ここはなかなかよくできていて、最新の巨大な施設の中に、動植物・地学・物理化学・ロボット・IT・航空宇宙から環境問題(以外!)まで展示がずらり↓

ロシア・アメリカに次ぎ有人宇宙飛行を実現させたり、本気で科学技術立国を目指している中国の気合を感じます。案外古い展示物が多い米スミソニアン博物館より面白かったなぁ。上海に来てまで?見るところではないですが、なかなか穴場でお勧めスポットです。

Jiro


Sustainability:上海科学技術館で衝撃を受けたのは、環境コーナーの遺伝子操作により奇形となってしまった動物のはく製。写真をみたらはっきりわかるけれど、ホントに顔が2つある。わかるかな?右側にポコッとあるコブに目が付いている。

 

はく製とはいえ顔が2つある子牛や子羊を見ると、遺伝子組み換えの怖さを否応なしに感じさせられました。この写真、3つの目がすべてこっちを向いていて目をそらしたくなる。人間に対してどの程度危険が及んでいるのかということが、まず心配になるわけですが、一般に流通しているものは国が認めた遺伝子組み換え食品のはずだし、たとえ家畜の飼料であっても同様の基準を満たすもののはず。一方、人間への実験はされていないので、その影響は結局のところまだわからないというのが今の状況と考えます。

そう考えると、できるだけ自然で健康な食品を選択したいと改めて思うわけでした。

あと、環境コーナーでのもう一つのお勧めは、地球の自然の営みを再現した体感型ミニシアター。人が暮らしはじめるずっとずっと前からそこにある自然。自然から離れて暮らす現代のわたしたちに、その時間の重みと自然の威厳を短時間ながらに思い起こさせてくれます。



ちなみに、この技術館のスポーツコーナーでは、元卓球部の旦那が気合入れて卓球に挑みました。まぁまぁ様になってますよね。(大きな声では言えませんが、前後の中国人は、シャッターを切るタイミングも与えないほどのキレぶりでした!)

Nobu

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