なかなか日記の投稿が最新情報に追いつかない今日この頃であるが、少しづつでもUp。
中国を旅行するにあたってどうしても訪問したかった場所の一つがここ、福建省永定県。ここは上海もしくは深圳から中国南東部の沿岸都市アモイに移動し、そこからさらにバスで4~5時間というかなりアクセスが悪い場所。
こんな山奥にいったい何があるかというと・・・
これ←。UFO?いや、これぞ客家民族の円形状の集合住宅"客家円楼”。
中国には客家(はっか)という漢民族の古代文化を色濃く保持する民族が中南部の山間部を中心に点在している。少数移民としての歴史からユダヤ人のように商業を得意で世界各地にちらばる華僑の多くを占める他、教育の高さでは孫文・鄧小平・李登輝などを排出したという類稀なる能力を持った民族。
中でも福建省の客家人は外的から身を守るために一族がまとまって土楼(丸いものは円楼)と呼ばれる集合住宅で共同生活している。テレビか何かで一度見て妙に記憶に残っていたため、中国旅行するならココ!と真っ先に日程に入れたのである。
円楼の中は←のようになっている。
円形ではない四角形の土楼(方楼)の中はこんな感じ。
土楼の中には民宿のように宿泊することができるものがあり、初日の宿はこれ←、永定洪坑土楼村の福裕楼。名前の通り集落ではかなりお金持ちの一家らしく、円楼・方楼ではないが←のような立派なたたずまい。
中は←な感じでこぎれいにしてあり、実際に人が住んでいる。宿泊用に改装された一室で快適にとまることができ、一泊50元(≒750円)/人。
Jiro
2010年5月27日木曜日
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