二日目はあいにくの雨の中、一日中土楼巡り。
福建省のこの地域には世界遺産として保存されているものから普通の民家まで大小様々な土楼が散在している。
←は見どころの一つ田螺坑土楼群。棚田の広がる美しい山中に突如現れる。
山の上から一瞬霧が晴れた瞬間に見えた円楼・方楼群の眺めは圧巻。
←は承啓楼。
山の上からの眺め。
1700年代に建築されたこの大きな円楼の内部は非常にきれいな形で残っている。
この円楼は現在でも200人以上の家族が住んでおり、生活の様子がうかがえる。全盛期には500人ほどの一族が収入も共有して共同生活していたらしいが、現在では各世帯で家計は独立しているそうだ。
4階建の1階部分は炊事・食堂、2階は倉庫、3・4階が寝室となっている。
3・4階には水道がなく、トイレ(小)は各部屋に置いてある壺で用を足したそうだが、現在は←のバケツ・・・。
この日はウルルン滞在記の舞台にもなったこの承啓楼の民家の一室に泊めていただくことができ、念願の円楼への宿泊を実現!←の家庭料理もご馳走になり、大満足の一日となった。
Jiro
2010年6月1日火曜日
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